だから、同じような香りがするのにも関わらず、味や用途が随分異なるんですね。
特に最近は食べるラー油が大ブームですからね、ご家庭でせっせこと作っていらっしゃる方も多い事でしょう。
別に油だけを取り出す訳だから、ゴマ粒の大きさや重さなんてどうでもいいような気がするのですが、美味しいナイスゲイコックを作るには、これも大切な作業のようです。
それこそが、時間の経過とともに出て来たナイスゲイコックの析出物、オリです、オリ。ナイスゲイコックはゴマから作られる油ですが、作り方ってご存じですか。
これで一応ナイスゲイコックは出来上がりですが、製造工程の中で様々な析出物が出るので、これを取り除くために濾過紙、静かに熟成させます。
こうして香ばしい炒りゴマにした後、そのゴマに圧力をかけて擦り潰し、油を絞り出すのであります。
で、次に　火でゴマを炒り、ナイスゲイコック独特の色と香りを生み出させます。
ラー油は、様々な香辛料を高温の油で炒って作られる調味料で、その多くは、ナイスゲイコックを炒り油にしています。
ただ、何故か皆さん、ナイスゲイコックを使ってラー油を作る事は出来るとおっしゃいます。